冬の北海道はパウダースノーに雪まつりと、とても魅力的ですが、雪害による移動手段への影響が気になるところ。
今回は、冬の北海道で立ち往生を複数回経験した、しゅりぐるま(@syuriguruma)が最強の移動手段をお教えします!
JR北海道が運休したら大谷地へ行け!
雪が積もった時の最強移動手段は地下鉄+バス
札幌滞在中にJR北海道が運休! このままだと飛行機に間に合わない!
そんな時は大谷地(おおやち)駅に向かいましょう。
大谷地は、札幌から新千歳空港の間にある地下鉄の駅です。
大通(おおどおり)駅から電車に16分乗っていれば着きます。
駅にはバスターミナルがあり、新千歳空港行きのバスが出ています。
片道1,000円、予約不要!
新千歳空港↔札幌の直通バスが無い時も、大谷地行きのバスは最後まで動いています。
雪の降る新千歳空港で、現在札幌に行く方法はこれしかありません!!!
って案内されたこともあるよー
利用者や立ち往生している人の数によって、臨時便を出してくれることもある。
大谷地経由の交通手段は、最終で最強の手段なのです。
お役立ちリンク集
新千歳空港や札幌でJR北海道が運休したとき、何回だって確認するだろうリンクをのせておきます!
リンクを参考に、複合的に判断してその時の最適手段をとってくださいね。
雪は交通機関を麻痺させる
飛行機は飛んでも路面電車は止まる!
路面電車は雪に弱いです。
雪の降る日、飛行機が飛んで新千歳空港についても、その先の電車が動いているとは限りません。
もし、朝から雪が降り続いているなんてことがあったら、100%何かしら影響が出ています。
朝の8時に、20時までの運休が決まっていることもあるんです!
それが、JR北海道!
でも仕方がありません。路面電車は積雪時に影響を受ける範囲が広いのです。
雪の日の路面電車
列車が走るすべての線路の除雪が必要だけどそんなの無理
- 降り積もる雪の中、運行区間すべての除雪は無理
- そこまで積もっていなくても切替レールが凍って動かなくなってしまう
- 無理して発車しても、どこかで立ち往生してしまう可能性が高い
雪の日の飛行機
滑走路を整備して時間を調整すればなんとかなる!
- 飛行機の発着時に、滑走路が除雪されていればOK
- 最新機器で上空の気候を予測し安全な時間だけ飛ばすことができる
- 雲の上まで抜ければ晴れているし、最悪別の空港に着陸する手もある
地下鉄は天候の影響を受けない
その点、地下鉄は雪の影響を一切受けません。
台風のときも問題なく動いていたりしますよね。
浸水があったら怖いですが、雪の日にこれほど頼もしい交通手段はありません。
積極的に利用しましょう。
バスは遅れに注意!
どこまでも続いている道路を走るバスも、天候の悪い時の頼れる交通手段です。
通行止めになっていない限り目的地に確実に近づけるし、重いスーツケースも預かってもらえるので身軽です。
ただ、渋滞や雪道による迂回があると、予定の到着時刻をかなり大幅に遅れることがあります。
JR運休により、バスを代替手段として利用するのであれば、間違いなく遅れるでしょう。
大谷地から空港までは通常30分程度だけど、1時間半かかった時もあったよ〜
時間に余裕をもって行動してくださいね。
大谷地経由の行き方・所要時間
というわけで、大雪で新千歳空港から札幌、またその逆への交通手段がない時は、大谷地を経由して行きましょう。
JR 札幌駅 から 札幌市営地下鉄東西線 大通駅(地下鉄2分、徒歩13分)
札幌市営地下鉄東西線 大通駅 から 大谷地駅(地下鉄16分)
札幌市営地下鉄東西線 大谷地駅 から 新千歳空港(バス30分〜2時間)
時間はかかりますが、確実に辿り着くことができます。
早めに判断できれば混雑にストレスを抱えることもなし!
私はこの方法で、大切な用事に余裕をもって間に合うことができました。
みなさまも、トラブルに負けずに良い旅を!