みなさん、こんにちは。しゅりぐるま(@syuriguruma)です。
子宮筋腫の開腹手術をしたときの、入院体験2日目です。
今回はおもに手術のことを書きます。
2日目:手術の日
入院翌日、早速手術です。
検査とかがあるわけではないので、入院生活に慣れる間もなく手術です。
その後の回復に約一週間かかる手術。
ちょっと緊張しますが、不安になっているような暇もなく淡々と進んでいきました。
タイムスケジュール
06:00 起床
06:30 手術着に着替え。以降、水分摂取禁止
07:00 点滴準備
09:30 手術室へ入室
11:30 処置終了(多分)
13:30 覚醒
手術室に入り麻酔を入れてから約4時間、全く意識がないのであっという間です。
意識がある中では、点滴がなかなか入らないのが辛かったですね。
看護婦さん交代3人目でやっと入りました。
やっぱり得意な人、不得意な人いらっしゃるんですね。
手術が始まる直前まで
この日、私に課されたタスクは、
- 6時半(手術開始の3時間前)までにOS-1を規定量飲む
- 7時までに洗顔を済ませ、手術着に着替えておく
の2点でした。
病室の起床時間である7時前に起きねばなので、アラームが使えません。
朝の弱い私がアラーム無しで起きられるわけないので、看護婦さんに頼んで起こしてもらいました。
やさしい看護婦さん、ありがとう!
点滴の針を刺し、時間になったら看護婦さんに付き添われて手術室へ向かいます。
病室担当の看護婦さんから手術担当の方へ引き渡されるときの名前確認とか、万が一にでも間違えの無いようにお仕事しているんだなと感じ、とっても印象的でした。
「あそこに乗って」とか「こっちに足を乗せて」とか、具体的な指示をもらって手術台に乗ったあとは、もうされるがままです。
まずは点滴の管から意識が朦朧とする薬を入れます。もちろん、事前に声かけてくれます。
その後、横向きになり、背中から全身麻酔を入れて、言われたとおり10から逆に数えていると、数えきらないうちに意識を失いました。
その後のことは全く記憶になく、手術中に意識を取り戻すこともありませんでした。
手術のあと
一瞬目覚めて、病室のベッドの上で看護婦さんと何か話をした気がするのですが、はっきりと意識を取り戻したのは13時半頃でした。
目覚めると横には看護婦さんがいて、
- 覚醒したかを確認
- この後の過ごし方=ベッドの上でならゴロゴロしててよい
- 痛みがひどい場合はナースコールをすること
- お腹の動きを確認するため、おならが出たら教えること
を教えてくれました。
今日はお風呂も入れず、夜ご飯もなく、ベッドの上にいるしかないので、看護婦さんにスマホをとってもらいました。
わかりやすいところに置いておくといいよ
暇とはいえ、手術で負傷している身です。
事情を知っている家族や友人からの連絡に数件返事を返しただけで、すぐに疲れてしまいました。
その後は少し寝ては起きてを繰り返し、気が向いたらメッセージのやり取りをするくらいにとどめ、十分に休息をとりました。
手術の時に尿管を入れているので、おトイレに行く気には全くならず。ずっとベッドで寝て過ごしました。
手術後の体調
全く自覚していなかったのですが、回復のため38.0℃くらい発熱していたと思います。
体温調節のために電気毛布を敷いてくれていたこともあり、夜には汗をかくくらい暑くなりました。
発熱のためか、少しぐったりはしているのですが、風邪をひいているわけではないので気持ちは元気です。
腹部の痛みは耐えきれないほどではないですが、たまに痛みが増してくるのでナースコールを2回押しました。
体調はいうほど悪くなかったのですが、私が一番つらかったのは、全身麻酔による違和感でした。
両足の感覚がおかしくなっていて、向きを変えるたびに違和感がするし、体の色んなところに管や線が繋がっているので動きづらく、イライラします。
子宮筋腫を開腹手術で切除したら、その後妊娠しても帝王切開で全く同じようなことをします。
もう一度この気持ち悪い感覚を味わうのかと思うと、少し挫けそうになりましたが、辛いのは今日だけ。
翌日には思いの外元気になっていて、驚くことになるのでした。